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革命講座
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2002/05/04 (土) |
2002/05/04 (土)
●暴力という名の電車 ゴールデンウィークで電車が空いていた。
いいことだ。
模試の成績も良くなくて、つかれたなぁと思いながらぼぉっと座っていた。
そうしたら、車両の奥の方、僕が車両の中央より少し連結部分よりに座っていたので、数メートル離れた連結ドアの付近で、なにやら騒がしい声が聞こえた。
「やめなさいよ。あんたが悪いんでショ!」
「うるせー!」
なんだか若い男(ストリート系?20ぐらい)が、土方、もといガテン系のおじさん(40ぐらい?)にめちゃくちゃに殴られている。
脇にはかたまってたっているその若者の彼女。
ガテンおじさんをおばさんが泣きながら止めている。
「やめなさいよー。みなさんすみません。」
ガテンおじさんは酔っぱらっていて、しかしまだ足腰はしっかりしていて、ストリート君は口から血をながしている。おばさんはガテンおじさんを止めようとしているが、おじさん、酔っぱらっていて、言うことを聞かない。どうも奥さんらしい。あ、おばさんも殴り飛ばされてる。
会話から事情を推測するに、よっぱらったガテンおじさんがストリート君の彼女にぶつかったらしい。
そして、ストリート君がこれに苦情を申し立てたところ、ガテンおじさんが切れて、ストリート君をたこ殴りにしているようだ。
でも暴力はいけませんよね。
とおもったのだが、どんどんエスカレートして、殴る蹴る。蹴る殴る。
周りの人は逃げる逃げる。
あ、よく見えるようになった。
だれもストリート君を助けに行かない。
そう。いつもなら僕が行く。
だが、試験前だ。がまんがまん。
・・・やっぱり行きました。後ろからおじさん抱きかかえて。
「やめなさい、おじさん。」
ガテンおじさんは俺の方をにらんだ。
あ、黙って離れた。
殴る?殴る?
いぢめる?いぢめる?
と、おじさん電車から降りました。(ちょうど綾瀬駅で止まったんだ。)よかった。
そのころになって遠くからみていた駅員が
「どうかしましたか?」
遅いよ。
まあ、大事には至らなかったが、いつもながら電車の中は怖い。あれだけ人(大人の男性がかなり)がいて、暴力行為が行われていても、誰も助けに行かないんだもんな。
結局その騒動(3駅分ぐらいだから10分ぐらいか)の途中でおじさんを実力で阻止したのは僕だけ。いつもそうなんだ。
確かにおじさんめちゃくちゃ腕が太くて、強そうだった。
でも、周りの人間みんなで制圧すれば楽なのに。なぜだれも協調しないのだ。
もちろん、殴られそうになったらなんとか腕をとってへし折るつもりだったが、実際にうでなんかおったことないし、合気道やっていたのははるか昔・・・
多分やられていただろう。指なんか怪我したら悲惨だよな。この時期。
こういう時の対処方法としてはなにがいいのだろうか。
僕が思うに、自分がでて行くにしても、近くの体力ありそうな人間に
「ちょっと止めてきますから、おねがいします」
と言ってから行くぐらいはした方が良さそうだ。もし一人でやられにいったら馬鹿みたいだし。
賢い人間はわざわざでていかないかな?
時期を考えろとも思う。
でも、ここでそんな風に考えてでていかない人間は一生そうだろう。
僕はそれがいやなんだ。
校内暴力が吹き荒れていた中学校をおもいだしちゃうんだよね。
あそこもひどかった。
暴力に立ち向かうのは大変なことだけど、けんかの仕方も覚えたから、いまでは良かったのかとも思う。
でも、いじめに遭ったりして、悲惨な中学生活を送っていた人もたくさんいたと思うから、子供の暴力だって僕は肯定できない。
あのころは弱い物いじめをするやつは許せないとおもって、結構がんばっていたんだな。
でも、結局一人では何もかえられない。
強くならなきゃだめなんだと思った。
で、ホントは検事志望だった。しかし、なんだか暴力事犯は警察の仕事だとかであんまり検事は関係ないらしい。
ま、そんなことはどうでもいいのだが。
伊藤塾の話のつづきがかけなくなってしまった。また明日。
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