2002/06/24 (月)
●FIFAの審判委員が辞任へ スペインの委員ですから、あまりにひどい判定に抗議する意味なんでしょうね。
ここまで問題になった誤審は今までなかったのですから、今までのものとは質的に違うのはあきらかだとおもいます。
しかし、日本では本当に韓国の批判はタブーなんですね。 昨日の朝のバラエティで飯島愛が「ちょっと韓国の試合おかしくない?」と しつこく主張していたら、その後番組で謝罪が流れたらしいですよ。 よっぽど組織的抗議がひどかったんでしょう。ふつうバラエティーで個人的見解を披露したぐらいで謝罪しませんよ。
新聞やテレビは外国人のコメンテイターが韓国戦の審判がおかしいとかいっても、無視するだけで、疑惑自体も黙殺。
昨日の朝日新聞の本紙を読んでみたのですが、両面見開きで韓国の奮闘をたたえた記事の10分の1ぐらいのスペースで、スペインの監督のコメントがのっていました。 その最後には「と、(敗戦を)審判のせいにした。」とかいて、監督がまるで根も葉もないような批判をしたかのような記事に仕立て上げられています。 そしてそのとなりには、これも同じぐらいの小ささで「FIFAの会長が審判の選考制度を変えるべきだと主張」の共同配信の記事を載せているのです。しかし、肝心の「韓国スペイン戦をみたあとで」の部分のみがわざと抜かしてあって、関連がわからないようになっています。 朝日は公式スポンサーだから、チケットの売れ残り問題もまだ解決していないのに解決したようにのせたこともあり、多少の偏向報道はやむえないのですが、巧妙に疑惑を隠して報道するあたりはやっぱり朝日だなぁとしかいいようがない。
でも、僕たちも試合を見ることができたわけで、そのおかしさにはみんなはきっと気づいたはずですだから、一般人にも日韓関係のいびつさがはっきりわかったこのワールドカップはある意味、非常に有用だったのかもしれません(でもダイジェストでは疑惑を招くシーンはみんなカットだったのでがっかりですけど・・・)。マスコミの情報統制もどうにかしてほしいものです。圧力団体にも毅然たる態度で臨まなくては。
救いはインターネットの存在です。有名無名を問わず、多くの人たちが今回のことについてコラムを載せてます。 もちろん朝日新聞のWebもありますので、あちらはあちらなりに世の中を説得するためにいろいろとかいてますが・・・たとえばこれですか。
もちろん、平等なインターネットの世界ではこんな記事だけではありません。
ここのスポーツライターなんか、最初は韓国を応援していたのに、最後の記事では韓国は終わった、とまでかいてます。
まあ、。このぐらいまで書いちゃうとやりすぎなのかもしれませんが、現実は小説より奇なりといいますからありえないことではないかもしれません。
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