2002/08/04 (日)

●献血と売血
バイトを探していると友人に言ってまわっていたら、
「治験の仕事はどう？」
といわれました。
こことか見る限り、まあ、そういうのに参加するのもありなのね、と思いましたが、ちょっと訳のわからない薬を飲まされるのはどうなのかと思うのでやめとこうかと・・・

他にも
「健康食品（なんとかサプリメント）を飲んで体の反応を調べる」
などのバイトを教えてもらいましたが、なんかそれって売春ではないですが「体を売っている」のでは。

とほほ。

一番驚いたのは「売血のバイトがある」という話でした。
昔は結構あったというのはみなさんも知っていると思います。
しかし、日赤の資料によれば僕の生まれた昭和49年以降はそんなことはあり得ないはずなのです。
だが友人曰く、「本当にある」らしいです。

ネットに資料がないか調べてみるに、2chの掲示板の過去ログなんかをみると、病院内で医学生に5000円で売血させたりしている実態はあるようです。つまり、日赤以外の血液を入手すべき必要性が現存している。
だから、アルバイトとしてそういったものが残っていても全くおかしくはないですね。

ところで、売血はいけないことだと思いますか？
僕は最初は何で売血がいけないことなのか、個人の自由じゃないの？とか思っていました。
しかし、タイトルリンクの文章を読むと（絶版本の内容らしく７年ほど前の内容ですが）、どうも市場原理に任せるとろくな血液が手に入らないということです。
また、売血者の健康もむしばむ必然があるようです。
そして、暴力団の資金源になりやすい（貧困者の人集めは彼らの得意技ですからね。）
さらに言えば、輸血は究極的には臓器移植の一種ですから深く倫理的問題も絡むのかもしれません。

まあ、売血はよくないってことで。これもやめておこうかと。もちろん、こちらの方は具体的な連絡先は聞き出せなかったので、僕に問い合わせをされても知りません。

そうそう。それと、そういった体を売るバイト（！）は、売れないミュージシャンなどの比率が高いそうです。また、それらを行う前には身体検査をするらしいですが、ドラッグの類が検出されてはねられるやつが多いとも聞きました。

なかなかアルバイトを行う層がよくわかる話です。
で、俺も同類と。
しくしく(TT)