弁護士ドットコム

Author: JackDaniel | Posted: 06/04/12 20:39
Category: columns | Edit | [B]
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弁護士ドットコムという弁護士費用見積もりや相談などをできるサイトがあるらしいです。
一般市民からの依頼を独立した立場からどう集めるのか,最近考え始めた僕も,一瞬登録しておこうかと思いました。

・・・しかし,弁護士ドットコム自体は相談者からクレジットカードで相談料を徴収するそうです(全額弁護士に渡るとのこと)。そもそも多重債務でカード停止になっている方は相談ができませんし,カード会社と戦う弁護士としては登録するのに心理的抵抗もあるのではないかと思われます。
#なお,弁護士報酬についてクレジットカードを使用することには弁護士会内でも議論があり,大勢は否定的で,使用できるという弁護士もほとんどいないのが実態です。
 また,弁護士は相談について1件2往復3150円しかもらえない(まじめに相談内容を読んで,まじめに回答したらとても割に合わないし,割に合う回答ではネットの無料掲示板と変わらない内容しか回答できないのではないだろうか。また,直接相談であれば,資力がない方の扶助協会支出による無料相談(私もやっています)や,その他無料相談もたくさんあるので,事務所に足を運べる方はそういった弁護士に書面や資料を持ち込んで相談する方がよいのではないでしょうか)。
 さらに,そもそもこのサイトを経営している中間法人なる団体が弁護士職務基本規定に反するのではないかという疑義もあります。もちろん,違反しないということからやっている人たちはやっているのですが,弁護士から毎月5250円,面会依頼通知をするごとに1万500円を取るそうで,面会から受任につなげようとしていることからすれば,当然紹介業と考えるのが素直なような気がしますが違うとのことです。
弁護士ドットコムの言い分はこの通りです。「権威ある弁護士」が適法で適切という回答をしているようですが,その弁護士は名前を挙げていないことが気になります)。

・・・さらに,このシステムだと,相談から面会へつなげることが多くの登録弁護士の目的のようですが,お金が取れそうかを弁護士が判断して,そういう依頼者とだけ会うということにならないのでしょうか(弁護士から見た「依頼者ドットコム」化)。

弁護士ドットコムについては奥村弁護士も書いておられるようです。上記の料金などは同サイトの朝日の記事から援用させていただきました(サイト自身には肝心の費用が書いてないようなので。)
http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/20051007/1128638115

私自身は職務基本規定や弁護士法の問題が解決したとは考えていないこと(あくまで私の感覚です),現段階でとりあえず仕事はあることから登録は差し控えますが,こういうネットで相談・受任きっかけ作りのサービスは必要ではないかと常々思っているので,異論反論がある中で,サービスを現実化させた中間法人の経営者の方々はすごいと思います。
私の所属事務所も同じようなフォームを作ってやってみようかな。
気軽にアクセスできるところは見習うべきでしょうね。

と,いうか,弁護士会がやるべきじゃないですか?この類のサービスは。

経営者の元榮太一郎先生は大前健一の企業スクールを受講中にこのアイディアを考えつかれたとのことです。もともと渉外事務所の弁護士だったのですね・・・。

 

頂いたコメント

1 : JD : 06/06/29 14:16 ID:???

しかも,「権威ある弁護士」云々という言い回しもやめたようです。
今度は最高裁判所の判例を掲示して「お金をとってないから業としてやっていてもいいのだ」という主張に変わってます。

2 : JD : 06/06/29 14:12 ID:???

どうやら弁護士からシステム利用料をとるのをやめたそうです。
弁護士法72条の疑義はなくなりました!と同僚の弁護士にお誘いの通知が来ていたようですが,なぜか僕には来てません。
人を見て送っているのでしょうか・・・(^_^;)

 

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