弁護士ネットワーク
Author: JackDaniel | Posted: 07/08/01 09:18
Category: columns | Edit | [B]
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なんだか,ちょっとあれな弁護士ドットコムというサイトをやっている「オーセンス」という法人(大前研一のビジネススクールを出たという弁護士が経営しているもの)が,今度はSNSを始めるらしい。
その名も「弁護士ネットワーク」とかいうものらしい。
mixiのように人を集めたいとのことでプレスリリースまで発表している(こういうやり方は見習うべきなのだろうとも思う)。
このSNSの目的は,(公式なものは公式サイトに書いてあるので読んでいただくとして)僕のうがった見方で言えば
・現在赤字である弁護士ドットコムの登録者が頭打ちなので人を集めたい。そこでまずはSNSに登録してもらって敷居を低くしたい。
・情報集約を弁護士会だけが独占していたので,それをSNSでできないか。
というような事だと思う。
弁護士ドットコムの集客というのはもっての外として,情報集約の観点から言えば面白い試みだとは思うが,正直,運営会社の代表者が弁護士だったりすると(また,ここの弁護士,普通に法律相談なんかもしているようですから),相手方になる可能性もあるわけで,そんなところに個人情報や扱い事件の情報をぶちまけちゃって良いの?と正直思う。
無批判にこういうところに規約もよく読まないで登録する人はかなりぬるいのではないだろうか。
また,どんな広告を表示するべきかなど,トラッキングされる事も規約には明記されているようであるし,弁護士の業務に基づく価値ある情報(書き込み)はすべて著作権譲渡させられてしまうのだ。もちろん,こういう法人だから将来のSNSの内容の出版も考えているだろうし,そんなところに無料奉仕させられるなどまっぴらごめんである。
(規約中,「会員の書き込み・投稿・掲示等の情報提供により、本サービスに掲示・表示される内容に関しての一切の著作権その他一切の知的財産権については、会員が当該情報を本サービスに対して送信した時点をもって、会員は当社に対して、その著作権その他一切の知的財産権(著作権法27条及び28条の権利を含みます)を譲渡したものとします。また、会員は、書き込み・投稿・掲示等の情報提供行為一切について、当社または当社が指定する第三者に対し、著作者人格権(公表権、氏名表示権、同一性保持権)を行使しないものとします。 」「「弁護士ネットワーク」が会員等の方々の登録をお願いする際、「弁護士ネットワーク」は皆様方の氏名、メールアドレス、ニックネーム(ハンドルネーム)、修習期などをお尋ねすることがあります。会員等の方々が「弁護士ネットワーク」に登録し、ログインすると、「弁護士ネットワーク」は、会員等の方々がどのようにサービスをご利用いただいているのかがわかるようになります。「弁護士ネットワーク」は会員等の方々のIPアドレス・クッキー情報、ご覧になった広告・ページ、ご利用環境などの情報を会員等の方々のブラウザから自動的に受け取り、サーバーに記録します。」とある。)
しかし,批判する事はたやすいけれども,行動する事は難しいのはよく分かっているので,面白い事を実行しようとする気力だけは買いたい(けど僕は登録しない。弁護士が弁護士業以外で不労所得を得る仕組みを作ろうとする事自体,モラルハザードを招くような気がして感心しない。そういう人は登録抹消してビジネスをするべきだろう。)
弁護士ドットコムについての過去の言及はココ
こんなエントリーを見つけました。2007/08/08追記
頂いたコメント
1 : JD : 07/08/03 08:54 ID:???
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“IPv4が枯渇するのはもう数年後、今のうちに固定IPv4でv6移行に備えよう。” - 固定IPアドレスでビジネスを 07/08/17 03:56
ボツネタに紹介されましたね。
http://d.hatena.ne.jp/okaguchik/20070802