2002/08/07 (水)
●「昨日僕の行ったレストランのガラスは砕けて、なかではPolicemanが取り調べをしていた」 あまりに高いCornellの宿を出るべく、僕は例の地球の歩き方に乗っている安い宿ってやつを探しに出かけたのです。 地図通りのポルノ劇場の前にその宿はありました。
一泊40ドル。しかもランドリーまである!喜びながら早々にそこに次の日の予約を入れると、僕は観光に出かけたのです。
サンフランシスコの街は、初めてのアメリカ旅行には最適だと旅行会社の人はいっていました。ケーブルカーとトラムが通り一本ごとに走っていて、自動車がなくても自由に移動できる唯一の都市ではないだろうかと思います。 アメリカ人の間でも観光都市として結構人気があるらしく、アメリカの京都といえるのではないでしょうか。
郵便局を探し、昨日書いたはがきを出したら、お定まりのケーブルカー、フィッシャーマンズワーフ、アルカトラズ島なんかを見て回りました。
観光はそれなりに楽しく、発見もありましたがそれは割愛しておきます。書いてもおもしろくないでしょうから。
それにしても、閉口したのは、食事のまずさです。もちろん、それなりの金額を出せばおいしい食事がとれたのでしょうが、夜中に出歩く勇気のない僕は、夕食は必然的にホテル近辺の食堂を利用することになりました。 そうすると、都会で安い食堂をさがすことになるので、食事の質も当然下がるわけです。 「犬のえさの様な肉だ」 と当時の日記には書いてありました。
しかし、3日目の夕方、ついにおいしくて(ウェイトレスのお姉さんもきれいな)食堂を見つけたのです。 残念なことにそこで何を頼んだかは覚えていないし、日記にも書いていないのですが。 ただ、 「明日の朝ご飯もここに決めた!」 とあったので、よっぽどうれしかったのでしょう。
次の日の朝早く、僕がそこへ足を運ぶと、正面のガラスが砕けて、中で警官がなにやら調べをしていました。何かの事件?強盗か? 僕はしょうがなくバーガーキングへ足を運んだのです。
やっぱりアメリカは怖いと思いながら、まずいハンバーガーをほおばったのでした。
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