2002/08/22 (木)
●はだしのゲンは「日帝の残虐行為を漫画で告発したもの」? タイトルだけしか読まない読者を洗脳(あえて断言させてもらう)するためにこういったタイトルを付けるのかもしれない。 が、記事と全く関係ないこの表題には驚いた。
朝鮮日報とはいえ、ひどい話だ。あれは多分、国民の知る自由を確保するためのマスコミなどではなく、思想教育のためのプロパガンダ新聞なんだろう。
しかも記事の内容がこれだ。
「この作品はすでに世界約10カ国の主要言語に翻訳され、数多くの人々に感動を与えてきた作品です。ところが、韓国語版がなかったのです。それで私はこれを翻訳しなくてはと決心しました」。 1995年著者の中沢啓治(64)氏から翻訳をしても良いという許可を得て、第2巻までは一気に翻訳を済ませたが、実際には韓国で出版することはできないというのだ。 「朝鮮」の国籍であり、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)系列の高校で教諭として28年間在職してきたからだった。 だがキム氏には国籍より、この漫画を韓国語で翻訳し、出版するのが何より重要だった。 そのため2000年1月「韓国」国籍を取得した。
どちらかといえば、韓国の無意味な狭量さをしめす記事にしか読めない。 それをこんな表題で記事にされたのでは、原作者も、翻訳者もかわいそうだろう。 もはや多くを言わないが・・・せめて朝鮮日報の無教養な記者は、それを自覚して、はだしのゲンを一ページでも読むか、あるいは、原爆が「米帝」の残虐行為だったことを知っていてほしかった。
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