2002/08/30 (金)
●宮台真司 ええ、誰ですか。 「宮台って、あのテレクラマニアの社会学者だろう」 とか言っているのは。
・・・正解ですが。
僕は彼の本を友人に紹介されていくつか読んだことがあるのですが、どうも下々のものを啓蒙するための一般書籍は同じ事が繰り返し繰り返しでてくるだけで、読者を馬鹿にしてんのかあんた!そういうのを啓蒙主義の暴力って言うんだよっ、とか思ってしまったので読むのをやめてしまいました。
ただ、彼の唱えるとおもわれる(これもトラップの可能性大ですが)世界観(どうやらHPを見たら、彼はそれをグランドセオリーと呼ぶのかな)には結構共感するところがあったので、その後も気にはしていたのです。
で、なんとなく検索をしていたら、彼の公式HPが引っかかったというわけです。 さすが読みやすくできていますね。
おすすめは「性を経由して愛へむかえ、AV男優チョコボール向井氏との対談」です。っていうか、すみません。まだそれしか読んでません。ははは。
「テキスト」のコーナーは読み応えありますので、終わりのない退屈な日常に倦んでいる君は、彼のtextを読め! っていうか、読むとますます社会通念からはみ出して、さらに日常に不適応になるかもしれませんが。気に入ったら本も買うといいかもしれません。
くれぐれも、宮台信者にならないように気をつけてお楽しみください。まあ、宗教より社会学の方がましです。
・・・そりゃ社会学者に失礼か。
●知らされなかった韓国サッカーの裏側 掲示板の方で友達が在日の彼と結婚するのだけど、というスレッドがあって、久しぶりに韓国関連の検索をかける。
まあ、僕は韓国人が嫌いと言うより、韓国政府の政策や、関連報道をする嘘つきなマスコミが気にくわないというスタンスなので、誤解はしないでいただきたいのだが、やはり韓国を批判するサイトというのは圧力が多いようで、寿命が短い。 タイトルリンクは一月前まで元気だった、韓国のワールドカップについての批判を展開していたサイトのミラーである。 本家はつぶれちゃっているみたいなのだ。ちょっとびっくり。
ひさしぶりに覗いてみるとまあ、相変わらずイ・チョンスがマルディーにの頭を蹴ったのはわざとだと自分で言っているとか、いろいろと韓国の悪意?がかいてあるけど、もはや僕もあきたのでどうでも良い。
ただ読んでおきたいのは宇都宮徹壱氏のサッカーのコラムで、スポーツマスコミ関連の人に質問状を出して、今回の報道を検証しているものである。
それはすでにまとめに入っており、以下の様な内容となっている。
結局、歴史に残るのはブランド力のある報道機関の報道であって、将来はこの「日韓共催のワールドカップは成功だった」ということになっているだろう。しかし、我々は歴史の証人として、自分が実際に経験したことを伝えていく使命がある、というようなことがかいてあった。
非常によくわかるし、僕もそうしていくつもりだけど、なんだか戦争に負けた国みたいで、ちょっと怖くなってきた。 ちなみに宇都宮氏のメディアはW杯をどう伝えたか、の全文はここで読める。全七回のコラム形式だ。いまさらだけどね。
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