2002/09/17 (火)

●首相訪朝、拉致について金総書記謝罪？？

　なんと、あの金正日が拉致について謝罪、さらにミサイル発射などの無期限凍結に同意したという。

　ここ数日はあまりネットもやらずにすぐ寝てしまっていたので、心臓移植シリーズの最終章も書けずにいたのだが（概念論を離れるととたんに文献が多くなって、専門家ではない僕の手にはあまるかもしれない・・・）、首相の訪朝も気になっていた。

　恐らく、調査継続、拉致否定あたりで終わると思っていたので、これは予想外だった。もちろん、大筋はすでにわかっていたのだろうが、この訪朝はいろいろ言われたとしても、何もしないよりはましだと思う。
　ひとまずは成果を収めたと言ってよいであろう。

　もちろん、被害者の多くがなくなってしまったという報告には、「よけいなことを言いそうな人間を消してしまったのでは？」との感想が横切った。
　しかし、これは現段階では、精一杯の言質だと思う。だいたい、滅多に謝罪しない朝鮮半島の人間（それも北の方）が謝ったというのである。滅多にないことだ。
　もっとも、現地の方では報道されなかったらしいし、勝手に部下がやったって、そりゃないでしょ。トップの言うべき弁解ではない。
　総書記の威光を保つためにはやむ得ないのか、それとも真摯さが足りないと言うべきなのか。関係者がすでに処分？されてしまっているというのも北朝鮮の場合、まじめに怖いんですが。絶対口封じされてますって。

http://www.nikkei.co.jp//news/kaigai/20020917AT2MI01Q717092002.html

後日詳しくコメントします。