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2002/11/25 (月)

2002/11/25 (月)

マジックマッシュルームで大けがした司法修習生
 司法修習生が、研修所の寮でマジックマッシュルームを食べて、幻覚をみて大けがしていたというニュース。何で今頃出てきたのか?
 研修制度批判の先鋒にするつもりでしょうか。少々意図を疑います。

 まあ、この時はマジックマッシュルームは合法だった(ヒアリングとかやってましたね>革命講座のマジックマッシュルームについて参考)ので、法的にどうこうというわけではないのですから。


 っていうか、こういう馬鹿がいるから、修習生に給料を払うのはいかがなものか、という意見が出てくるわけです。いやになります。

Web上の文章は、砂に書いた文字ではない
 最近、更新ペースが鈍っていますが、まあ、合格騒ぎも一段落したということでしょうかね。大して書くことがないです。
 次の司法試験系のトピックは、事務所訪問なんかの「早すぎる就職活動」といったところでしょうか。もう少し、取材が必要です。

 それはともかく、先日、アメリカの上院、下院が伝統に反して、現政権の共和党の勝利に終わったことは記憶に新しいところです。
 その選挙について、選挙前に「民主党の圧勝である」と批評していたコラムニストがいました。ほぼ日のサイトに彼の映画の批評があって、どんな優秀な批評家かよくわかります。

 しかし、今回に限っては彼の予測ははずれました。おおかたのメディアも同様の予測をたてていたと思うので、それは特段非難に値することではないでしょう。
 ところが、あろう事に、彼はその間違った予言となった文章を、自分のサイトから削除してしまったのです。
 いや、正直、僕もサイト作成者として気持ちはわかります。恥ずかしいですからね。それが痛烈な皮肉になっていたとすれば余計。

 ですが、これがアンフェアが嫌いな米国民には理解してもらえなかった。いままで彼にやりこめられてきた政治家や、その他の人々は、彼のことを「エンロンと同じく、不都合なことは隠す卑怯な奴だ」と批評し始めたのです。
 彼の抹消したコラムというのも、Web上でgoogleのキャッシュから拾われて、流通しているようですね。とほほ。

 そもそも、抹消自体は本人が行ったのかは、本人がノーコメントを貫いているらしく、不明です。しかし、自分の名前を冠しているサイトで起こったことですから、責任はあるでしょうね。
 ちょっとまずかった。堂々と、あやまりを認め、原因を文章で書けばよかったのに。



 で、非常に僕も身につまされたわけです。
 こうやって、文章にしてアップしていくと、思わぬ文章がGoogleに拾われていたりする。
 そして、それは僕が元の文書を抹消したところで、かなり長期にわたって残ってしまうのが現在のWebの状況なのです。

 だから、あとから消したくなるようなことは書かないようにしようと。簡単にアップしたり、削除したりできるけど、思っているより永続性があるのだよな、としみじみ感じた次第です。


 なんて、サイト自体を話題にし始めると、ネタ切れの証拠です。