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2002/12/23 (月)

2002/12/23 (月)

弁護士会主催の事前研修
 更新予告をしておきながら失礼しました。風邪を引いてしまっていたもので。

 先日は弁護士会の事前研修とやらに行って来ました。
 いろいろとあったのですが(懇親会ではいろんな方とお話しする機会がありました。ありがとうございました。そうそう、K室さん、アドレスが死んでませんか?)、ここではパネルディスカッションで弁護士の先輩方が修習について述べていたことが一番話としては役立ちそうだと思ったのでここに報告しておきます。

 まず、修習地の話がでました。希望がなかなか通らない、という話ばかりでしたが、住居について、裁判所が探してくれるのか、という質問がでていました。
 これは、裁判所も資料をくれるが、古いものなので、結局自分で探すことになる、と言ってました。もちろん、前の期の人と連絡が取れるようなので、それほど心配する必要はないようですが。
 住居補助が3万5千円ほどでるのが通例らしいです。

 次に前期修習の話がでて、まあ、勉強する人は裁判官志望の人ぐらいだ、ということでした。なるほど。ほとんど毎日飲み会と渉外弁護士事務所への訪問で飲み食いらしいです。
 で、実務修習。これは弁護修習の時、担当弁護士がひどいひとだったらどうするべきか、という質問が心に残りました。みんな回答に窮してましたが、都会の方がそういう人に当りやすく、また、修習委員長が弁護士会にいるはず名ので、そこへ相談すべし、という結論でした。あんまりひどいんで担当弁護士が変った人もいるみたいですね。僕も確かに55期でそういう話を聞いたことがあります。
 裁判修習では、一様に「裁判官の生態がみられてよかった」みたいなことをいってて、弁護士がこう言うのだから、きっと裁判官は変った人間が多いのだろうと思いました。
 検察実務はみなさんおもしろかったみたいですよ。

 ちなみに、就職活動をここまでと平行して行うのですが、何のつてもコネもない人は、教官に聞いたり、募集事務所のリストや、説明会をおこなうので、Webなどをつかったりして、わりとアバウトに決めているようでした。
 ポイントは自分のやりたいことがあったら、きちんとそれができるかを確認しておくことらしいです。刑事弁護やりたいのにやらせてくれない事務所に行ったら、それは確かに無意味です。

 あと、任官の際のポイントも言っていました。それは、「実務庁の指導教官に気に入られること」らしいです。検事も魅力的なので、ちょっと気にしてみました。

 最後に2回試験です。今回からは6科目中、2科目以上落第点を取ると、なんと追試もなく追放になってしまうらしいです。つまり、弁護士の資格ももらえない。
 そして、今年1名実際にそういう人がでたらしいですね・・・きびしいなぁ。昔はもっとおおらかだったのにねぇ。

 まあ、そんな話を聞いてきました。その前の講義、その後の懇談会、そのあとの食事会も楽しくおわり、帰ってくるのは夜になってしまいました。ふぅ。