2003/01/15 (水)
●口述試験パート2 今日は、和光の司法研修所で、面接があった。
目的は主に修習地の決定にあるようだ。たいしたことは聞かれないと言われている。
もっとも、ほかで聞いた話によると、この時点で著しく健康状態が悪いと司法研修所入所を拒まれるようであり、一応「口述試験」なのであった。
僕は午前中の組だった(3組に分けて出頭命令がでる)。
ところが、研修所に開門の9時の1時間も前についてしまい、本当になにもない場所で、コーヒーも飲めずに寒い中困ってしまった。不便な場所だ。
最寄りの、東武東上線和光市駅(わりと栄えている)からはバスで15分未満である。しかし、それほど僻地にあるわけではないと思いきや、駅を離れるとすごい勢いで何もなくなるのがすごい。
しかも、なんだかわかんないけど、バスの中でビンを片手にワインをのんだくれている不良外人が、「taxman or lawyer?」とか聞いてきて、非常にうっとうしかった。
だが、途中のバス停の表示で謎が解けた。
近くには税務大学校もあるようである。なるほど。(ちなみに自衛隊の朝霞駐屯地もこの近くだ。)
結構税務官もおおくこのバスに乗るのであろう。
とにかくだだっ広いところに建つ、きれいな建物であった。
かなり長い間待たされてから、10分ほど面接があった。
「なにになりたいの?弁護士になって何したいの?」
「っていうか、法学館ってなに?」<まじで。
など、どうでもいいことばかり聞かれて解放された。
っていうか、そんなことで呼ぶな。と思った。
ちなみに辞令がでるのは2月上旬以降であり、そこでやっと正式に司法研修所入所が内定する。
#帰りに教科書をくれた。中に「要返却・書き込み、複写禁止」と書かれた本とかが入っていた。
何か重要な物を渡されたような気がして、こちらの方が嬉しかった。
(もっとも、55期から57期まで同じ題材の研究資料・・・鹿児島夫婦殺し殺人事件の刑事の一審、控訴審、差し戻し控訴審、民事一審その他の判決全文など・・・を渡されているだけのようで、なぜこれが貸与なのかはよくわからない。やっぱり判決全文はまずいのかな?)
というか、そろそろ、守秘義務のことをまじめに考えないと、HP作成上、まずい気がしてきた。誰に聞けばいいのだろう。どうしようかなぁ・・・
●最低の週刊誌 週刊誌の記者ってこんなやつばかりなんですかね。
地村保さんに取材しに行ったらいないものだから、保志さんと雑談して帰ってきたらしいです。 そこで、「雑談内容は記事にしないことを夫妻と記者の間で何度も確認、記者もメモを取っていなかった。」ようなのですが、記事がでてしまって、当事者が怒って抗議文を送付したそうです。
ところが、「朝日新聞社」広報部は、「『週刊朝日』編集部としては地村保さん、保志さん・富貴恵さんご夫妻の取材承諾を得たものだと理解し記事にしました。ご夫妻に『取材ではない』と話したことはありません。」と、ぬけぬけと言ったらしいですね。 週刊朝日・朝日新聞社はこのコメントにより、 「不都合な記事を載せられたから、合意があったにもかかわらず、地村さんたちがあえて抗議した」と言っていると同じになります。 つまり、何度も確認をとったという相手が間違っていると。
しかし、「何度も」記事にしないと確認したという証言と、「取材ではないとは、話していない(2重否定でわかりにくくしているあたりがもうあやしい)」とかいう曖昧な証言と、どちらが信用できるかはあきらかでしょう。 週刊誌だからといっても、直接記者とかわした約束まで守られないのでは、協力する気も・・・(記事が嘘だとかが問題なのじゃなくて、記者・会社のモラルが低いことに腹をたてているのですよ。)
ちなみに、本日朝方の口述試験(面接)の内容、結果は夜半にアップします。
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