since2000.7
Contents
Home
BBS
革命講座
Concepts
Links
Mail
トップへ戻る(homeへはタイトルをクリックしてください)

2003/01/19 (日)

2003/01/19 (日)

おまけですがジャングル大帝とライオンキング。
 いや、まねはいいことだと思うんですよ。
 どんどんまねしていくべきでしょう。

 でも、独り占めはいけませんよね。

 とか思ったり。

前にも見たことあったけど、ナディアとアトランティスの比較
 しかし、何度見てもこりゃひどいよな・・・日本って絶対舐められてます。
 著作権関係の法律家がもっとしっかりしていれば・・・とも思いますがどうなんでしょうね。

結局ミッキーマウス保護法案は合憲なわけですが・・・
 著作権の期間をのばす法案のことを「ミッキーマウス保護法案」というらしいです。
 つまり、昔のディズニーのキャラクターの権利が切れると、ディズニーは困ります。複製品がたくさん出回り、ディズニーの利益が損なわれますからね。
 そこで、期限間際にアメリカ議会に圧力をかけるわけです。
 そうすると、ミッキーマウスはその寿命が延びます。他人がミッキーをまねたものをつくると、損害賠償請求ができる。

 ところが、そもそもディズニー自身のアニメは、かなりパロディーというか、まねっこものがおおいです。
 自分はまねして利益をさんざん得ておいて、他人にその資産を使うことを許さない姿勢はおかしいです。レッシグもそんなことを書いてます。

 たとえばミッキーマウスを生んだSteamboat Willは、バ スター・キートンのSteamboat Bill のパロディ、白雪姫はグリム兄弟の作品を借りたもの、ライオンキングはジャングル大帝のパクリだといわれています。(前出山形氏のサイトから。)

 それだけではなく、例えばアトランティスは不思議の海のナディアという日本のアニメににていると告発されていますし、ポカホンタスはアメリカの民話がベースです。

 別にまねすることは悪いことだとは思いません。模倣や発送を借りるところからすばらしい作品がたくさん生まれることを否定しようとは思わないのです。

 ただ、先人たちの遺産である「コモンズ」を食いつぶしつつ、自らの作品は他人に開放しようとしない浅ましいディズニーの姿を見るにつけ、アメリカ資本主義社会の醜い姿とそれを重ね合わせてしまうのです。

 本当に、著作権の保護をそんなにする必要、あるのですか?