2003/02/18 (火)
●裁判傍聴 そういえば、本日は弁護士会主催の裁判傍聴でした。 行って来ます。
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行って来ました。 傍聴できたのは、窃盗事件でした。留学生の中国人が年賀状を2000枚だか、ビックピーカン(!)で盗んだ、という事件でした。
彼(20代前半)が「自分で使うために盗んだもので、お金に換えようと思ったものではない」と、無茶な抗弁を繰り返していたのにたいして、検察官は何の追求もせずに終わったのに、裁判官が検事ばりの追求をしていたのが印象的でした。 いいんでしょうか?そういうの。
案の定、あとで、元刑弁の教官だった弁護士の先生に話を聞くと、あれは特別だということでした。 加えて言うに、外国人(特に中国など)は、自国では認めるといきなり死刑になったりしかねないので、とにかく否認するんだとおっしゃっていました。 で、裁判官は理詰めでそれを論破しようとして、ああなってしまったらしいです。やはり修習予定の僕たちが来ていたから丁寧にやってくれたのでしょうか。 (なお、検事は最初からあきらめていました。量刑に影響するところでもない・・・認めようが否定しようが明らかに利欲目的なので・・・というのが理由でした。あんまりサービス精神はなかったんですね。)
終わった後に、いろいろと刑事弁護のおもしろさについて語っていただけたのがよかったです。
また、もう一つ印象に残ったのは「2回試験に落ちない秘訣」でした。どこかで聞いたような話でしたが、 「刑弁は刑裁、検察をやった後にやるので、つい弁護士としてでなく、検察、裁判所として書いてしまいがちになる。それで弁護士としての義務違反になり落ちてしまったり、被告人の争っているところを無視してしまったりするので、刑弁が一番危険だ」そうです。 気をつけましょう。>修習生(予定)のみなさま
●エゴグラム 身上書に性格を書けと書いてあったので、エゴグラムを久しぶりにやってみた。 aaabcとかの性格がでたけど、これをそのままはかけないので、参考にして書いた。
身上書のたぐいは、さくっとかけるように、PDAあたりに定型を用意しておくのがスマートかもしれない。特に、就職シーズンは。
え?そんなの当たり前ですか?
●128回芥川賞「しょっぱいドライブ」 ここ1〜2月分、愛読書?の文藝春秋もあまり買っていなかったのだが、芥川賞受賞作が載っていたので、久しぶりに買って読んでみた。
・・・つまらん。どうも最近、こういう地味な小説を読む力もなくなってきたようだ。村上龍も「元気がなくなる」とかひどい書評を書いていたが。
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