2003/03/25 (火)
●米歌手がブッシュを批判したことで窮地に スラッシュドットジャパンの記事で知ったのですが・・・
ディクシー・チックスというアメリカの歌手グループがいるらしいです。
彼女らが対イラク政策をつい口を滑らせて批判したら、サウスカロライナ州の下院議会が、彼女らに謝罪を求める決議をしたとのこと。
対イラク政策が間違っているか、正しいかは論じません。
これは、その人、国によって立場も違うでしょうから。
#こんなこというと、おまえ頭おかしいのではないかといわれそうですが、絶対の正義は世界のどこにもないはず:-)
それはともかく、僕が言いたいのはそんなことではないです。
今回の事件に鑑みてもわかるように、アメリカの公的機関が公然と、意見の違う人間を排除しはじめたこと自体が問題なのです。これは見過ごすことができません。
自由な意見の言える、民主主義のお手本だったんじゃないのですか?自由の国、アメリカ。少なくとも、建前は。だいたい、今回の決議って、憲法違反じゃないの?
イラクの流した映像も流すのを制限したりしているようだし、なんというか、アメリカが今までこっそりやっていた言論統制なんかの悪い部分が、あらわになってきたような気がします。
こっそりやるのと、おおっぴらにやるのでは、かなり意味が違います。
このHPの「革命講座」も、アフガンの爆撃批判からはじまったのですが、アメリカもついにここまで来たかという感じです。
僕のアメリカへのあこがれは、もはや断ち切られようとしています。
あ、そういえば、このHPからもリンクさせて頂いているYAS IGARASHI ON da WEBさんで、米英製品の不買運動とかやってますね。その趣旨は「アメリカを好きな僕らがアメリカへのあこがれを断ち切ること」らしいです。
この憧れって表現、今ならしっくり来ます。
不買運動、僕も賛成してみます。
参考英米製品不買運動
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