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2003/05/15 (木)

ちなみに手島先生は
 普通に法務部員募集の公告(商事法務だっけか・・・なにか法律系の実務紙)をみて応募したらしいです。まだ入ったばかりだとか(もっとも,期は一回り上だったような気がします)。
 転職する気で探していればいくらでもチャンスはあるんでしょうね。たぶん。

NHKのインハウスロイヤー
 先日はNHKのインハウスロイヤーをやっている方にお話を伺いに渋谷まで行って来た。
 梅田弁護士と手島弁護士のお二人がその企業内弁護士なのだが、武蔵やこころの撮影現場などをみせてもらい、途中でなにしに行ったか忘れそうになった。テレビ局には独特の魅力がある。

 梅田弁護士は年齢は私と一つ違いだが、期は4期ほど早く(要するに私よりはよっぽど優秀なわけだが)、その筋ではバックパッカー弁護士として名高いらしい。そのため、かなり無頼漢な感じの方を予想していたのだが、外見はどちらかというと若く見えて、まさにシティーボーイであった。スーツもおしゃれだったし。

 NHKに入ったきっかけは、修習終了の2ヶ月前にいわゆる「春の集会」(修習生の自主的なイベント)で知合いになったNHK関係者の人に声をかけられた偶然かららしい。内定を蹴って突然NHKへ行くことを決めたというのであるから、人間なにがあるかわからない。

 初めてのNHK内の弁護士だったということで、最初は先輩もいずに戸惑いもあったらしい。
 しかし、多くのインハウスと異なり、NHKの提携先の特許法律事務所や企業法務の大きな事務所の先輩と一緒に訴訟をやらせてもらったりして、むしろ普通に事務所に就職するよりもいろいろな書面をみたり尋問技術を学んだりできたとおっしゃっていた。

 非常にうらやましい環境である。これも新しい環境に進んで身を投じた見返りなのかもしれない。

 もっとも,普通の企業内弁護士は外の弁護士のコントロールに徹するようなので、少々普通とは異なると先生もおっしゃっていたことは,同じような道を行こうとしている方には注意を要するが。

 なお、法務部員募集は不定期らしく、欠員がでない限りNHKに入るのは難しそうであるが、「企業内弁護士」という、今まであまりメジャーではなかった道もあるのだなと知った事務所訪問,もとい公共放送局訪問であった。

(参考HPILNet〜よくある質問と回答