2003/06/01 (日)
●インターネット法律協議会 個人的なつてを辿り、ILCのオフに出席させていただきました(aikoさんに感謝)。
出席者には弁護士の方もいましたが、ほかにもフリーライターの方とか、ニフティーの社員の方とか、慶大の講師の方とか、いろんな方が来てらっしゃって、結構びっくり。 #初めてWRISTMOを本当につけている人を見ましたよ。ほしい・・・
後日また機会があればオフの内容を書きますが、ひとつあげるとすれば、アムネスティ・インターナショナル日本の事務局長と、現在の裁判制度、無期懲役制度について議論できたことは収穫でした。 無期懲役の実務では通達により、制度的に「終身刑相当」の人間がいるとは知りませんでした。そのほかにも、今までの私の刑事政策の勉強は何だったのだろうと思わせられる迫力で現行制度の問題点を挙げられていました。 かつての刑事政策選択者としての意地から?生意気にもいちいち反論してみましたが、実際のところ、真剣に刑事実務の問題点を考えられている方の話は、実務修習に向けて非常に勉強になりました。
修習生になって一番うれしいのは、こういった本当なら講演でお話を「聞く」のが精一杯だった人と、直に話を「する」機会が増えることです。 要件事実のお勉強もいいですけど、私はこういうほうが好きです・・・。
●僕に踏まれた町と僕が踏まれた町 中島らも大先生は、例の事件であれでしたが、執行猶予がついたようです。
天才は、何してもいいような気がするんですけど、やっぱりだめなんでしょうか・・・法治国家だし。
#もっとも、らもさんと同じようにきのこやった修習生だって弁護士やってます。当時は違法じゃなかったですけどね。
ちなみに、私が読んだ彼の著書の中で、今でも持っているのは、「僕に踏まれた町と僕が踏まれた町」。 なぜかって、これは人に借りた本なんだけど、まだ返してないんですよねー。ごめんなさい。 ただ、読んだ当時、すごく心が救われた感じがした記憶があります。
だめ人間のお話をよんで、心が洗われたり、救われたりするだめ人間な人にはおすすめ(多分)。
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